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若者のアイディアで世界を変える! 〜Be a Change Maker, Meet change makers〜<前編>

  • 著者: 小野豪洋、片桐碧海、柴田眞寛 (東京医科歯科大学医学部 4年生)
  • 投稿日:
  • 国名:
  • 派遣先機関:ドミニカ共和国
  • 留学目的:Hult Prize海外地域予選大会への参加

はじめまして、MEDIと申します!

東京医科歯科大学医学部医学科4年生の、小野豪洋、片桐碧海、柴田眞寛の3人で構成されたチームです。

昨年度、東京医科歯科大学にて初めて、Hult Prizeの大会が開催され、私たちも挑戦することにしました。

(Hult Prize, チームMEDIについては、合わせてこちらもご覧ください。)

そして昨年末に行われた学内大会で見事優勝することができ、代表として中米ドミニカ共和国で開催された海外地域予選へ参加してきました。

 

<チームMEDI>

 

チーム発足・ビジネス案決定まで

我々3人は授業や学内プログラムを通じて国内の医療・介護問題はもちろん、国外でのそれらの問題に関心を持っていました。日本での介護士不足問題、介護士の職場環境が良くないという現実、人手不足を東南アジア諸国の方々に頼っている現実。どれも一度は耳にしたことのある問題でした。

そんな中、大学の実習で都内の介護施設を訪れた際、現場で働く東南アジア出身の方から話を伺ったことで、改めて彼ら、彼女らが日本で介護士として働き続けるという事の大変さを感じ、我々がこの現状を変える方法はないかと考えるようになりました。

さらに昨年末、法改正により、多くの外国人労働者を受け入れていく方針が政府で決定されました。より多くの外国人労働者の方々に安心して来日してもらうためにも、またいき詰りつつある日本の介護業界をなんとかするためにも、我々学生に出来ることがあるのではないかと立ち上がったのがMEDIの始まりでした。

学内予選まで

実際に介護士として来日した外国人労働者がどのような問題を抱えているのか、また何が来日の妨げとなっているのかというのを調べていくうちに、言語、精神的な問題が大きいことに気が付きました。また来日してからも文化の違い、人間関係などにも悩まされる人が多くいることを知りました。悩み事を気軽に相談したり、アドバイスを求めたりできる環境が必要とされていますが、外国人労働者のそれらのサポートまでしている介護施設は極僅かしかありません。

同時に、テーマは異なるものの、近年増加傾向にある国内のニート問題にも目が向くようになりました。ニートの多くの人の自己肯定感が低いことが問題となっていて、仕事を始めてその自己肯定感を高めていくことが大切とされています。このニート問題と介護業界の問題を同時に解決するすべはないかと考えた結果、サポート役としてニートの方々に働いてもらう考えが生まれました。

チーム発足からこのような流れを経てMEDIの事業の二本立てとなる、東南アジアからの外国人労働者のサポート、並びに日本のニートの社会復帰へのサポートという構想が出来あがりました。

学内予選

自分たちの話したいことをしっかりと6分に収められるようにまず文字に書き起こしたうえで、各々たくさん練習を重ねて本番に挑みました。結果、NEETを使う案は目新しく、日本のさらなる課題解決を視野に入れているとして高評価を頂き、学内優勝を勝ち取ることができました。質疑応答では様々な専門性からの質問や、私たちが前提として説明を入れていなかった部分の明確化を求める意見をいただきました。また、海外地域予選に向けて多角的に取りこぼしがないようにする手法を教えてくださる審査員の方もいらっしゃいました。

<学内予選でのプレゼン>

 

ブラッシュアップ

学校の授業でも介護に関する話題を習い始め、実際に介護施設で働く人にアンケートを取ったり、日本人職員の人から現状を聞いたりすることによって事業内容をより現実的に、かつ労働者目線に立ったものに出来るよう変化させていきました。また、メンターの方のサポートも受けながら、頂いたフィードバックを基に日々アイデアのブラッシュアップを行いました。

 

<MEDIメンバーの片桐さん>

 

ドミニカ共和国への渡航

Hult Prize学内大会で優勝し、我々は海外地域予選への切符を掴みました。今年は25か国の中から会場を選ぶことが出来たのですが、メンバーの予定、並びに授業予定を考慮した結果、最終的にドミニカ共和国を選びました。

<ドミニカ共和国はここ>

 

なぜドミニカ共和国?と思われる方も多いかもしれません。細かな理由を上げるときりがないのですが、大きく2つの理由を紹介したいと思います。

1つ目は渡航を通じて我々のビジネスをより熟考できるのではないかと考えたからです。MEDIの事業内容は主に日本、東南アジア諸国に焦点を当てています。あえて第三者の国へ行くことで、当事者視点では気が付かないことを発見できるのではないかと考えました。また、ドミニカ共和国を始めとした中南米から北米へ働きに出る人が増えており、東南アジア諸国と日本との関係に似ているなと感じました。このことからドミニカ共和国で発表し、フィードバックをもらう事は非常に有用ではないかと感じました。

2つ目は未知への憧れでした。グループの中で中米へ渡航したことのある人はおらず、ドミニカ共和国に限らず中米が如何なるところか知りたいという好奇心がありました。純粋に行きたい、見たい、交流してみたいという思いです。今後MEDIは世界的な規模で事業を行いたいと考えています。そうした中で様々な国、地域に出向き、文化を学んだり交流したりして自分たちの視野を広げることは、その後の人生にもMEDIの事業にも大きな影響を与えてくれるのではないかと思いました。

これらの理由から我々はドミニカ共和国を選び、発表へと挑みました。

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